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全20種類のルール一覧

追加メニューにある全20種類のルールについて、用途・設定項目・変換例と注意点を説明します。

対象:Mac版1.0(公開準備中) · 更新:2026年10月31日

どのルールも、上から順に

右側の「追加」からルールを選びます。虫眼鏡のルール検索でも探せます。チェックで有効・無効を切り替え、各ルールのメニューから複製・上下移動・削除ができます。先に適用したルールの結果を次のルールが受け取るため、順番も設定の一部です。

対象photo.JPGに対して処理する文字列
拡張子を除くphoto
拡張子のみJPG(先頭のドットなし)
名前全体photo.JPG

「対象」を選べるルールと、拡張子を自動で残す連番・日付のルールがあります。フォルダ名は通常、ドットが含まれていても名前全体を本体として扱います。

文字列を置換

見つけた文字を別の文字に置き換えます。置換後を空にすると削除できます。

主な設定:探し方、検索文字列、置換後、置き換える箇所、大文字小文字の区別、対象。

報告書_final.pdf → 報告書.pdf(_finalを空に)

「単独の例」はこのルールだけの見本。最終結果は中央の一覧で確認します。

文字列を挿入

先頭や末尾などに固定文字を追加します。名前・日時などのトークンも使えます。

主な設定:挿入する文字列、位置、基準にする文字列、対象。

photo.jpg → 旅行_photo.jpg(先頭に旅行_)

指定位置は0始まり。負の値は末尾からの位置です。指定文字列の前後を選び、その文字列がなければ名前は変わりません。

文字列を削除

指定した位置や基準の前後、一致した部分を取り除きます。

主な設定:削除の方法、文字数または基準の文字列、一致の探し方、対象。

Xphoto.jpg → photo.jpg(先頭から1文字)

「基準の文字列も削除する」のオン・オフで残る範囲が変わります。全体を消して名前が空にならないか確認してください。

大文字・小文字

英字の大小と、camelCase・snake_caseなどの単語のつなぎ方を整えます。

主な設定:変換の方式、対象。

my photo.jpg → My Photo.jpg(単語の先頭を大文字)

拡張子も変えるなら対象を「名前全体」にします。単語をどう区切るかで結果が変わるため、固有名詞も確認します。

半角・全角

カナ・英数・記号・空白を選んで、半角または全角にします。

主な設定:方向、カナ/英数/記号/空白のチェック、対象。

ガイド.txt → ガイド.txt(カナを全角に)

カナだけを変えたいときは「英数」「記号」「空白」をオフにします。複数の方向を使う場合はルールを分けます。

ひらがな・カタカナ

かなの文字種をそろえます。

主な設定:方向、対象。

さくら.txt → サクラ.txt(カタカナへ)

漢字をかなに開く機能ではありません。日本語の読みをローマ字にしたい場合は「ローマ字に変換」を使います。

ローマ字に変換

日本語をローマ字表記にします。漢字にはMacの日本語解析による読み推定を使えます。

主な設定:方式(ヘボン式・訓令式・日本式)、長音、単語の区切り、大小、漢字の読み推定、対象。

カメラ.jpg → kamera.jpg(小文字)

人名・地名・固有名詞の読みは必ず確認します。方式や長音の扱いで表記も変わります。

Unicode 正規化

合成文字の扱いや、互換文字の表し方をNFC・NFD・NFKC・NFKDで整えます。

主な設定:正規化の方式、対象。

NFC:分かれた濁点などを合成できる形に整える。

NFKC・NFKDは互換文字も変えるため、丸数字などの表記が変わることがあります。見た目が同じで「変更なし」になる場合もあります。

空白の整理

前後の空白、連続する空白、すべての空白を整理します。

主な設定:前後の削除、連続を1つに、すべて削除、置き換える文字、対象。

my photo.txt → my_photo.txt(空白を_に)

前後の削除と連続の圧縮の後に置換します。「空白をすべて削除」を使う場合、空白の置換は使いません。

数字の桁揃え

既存の数字を、0埋めで指定の桁数にします。

主な設定:桁数、すべて/最初/最後の数字、対象。

img1.jpg → img001.jpg(3桁)

番号の値や順番を振り直す機能ではありません。指定より桁が多い数字は切り捨てません。

文字数の制限

名前の長さを、文字数またはUTF-8のバイト数で制限します。

主な設定:文字数、バイト数、切り詰める位置、省略記号、対象。

長い名前の末尾・先頭・中央を切り詰め、必要なら省略記号を入れる。

0はその項目の制限なしです。日本語の1文字と1バイトは同じではありません。拡張子を残したいなら対象を「拡張子を除く」にします。

連番を付ける

一覧の順に、新しい番号を付けます。

主な設定:開始、増分、桁数、位置、区切り、番号の前後の文字、フォルダごとの振り直し。

写真.jpg → 001_写真.jpg

先に「連番の順序」を決めます。「全体を置換」にしても拡張子は残ります。チェックで除外した行の分は欠番になることがあります。

連番を振り直す

名前に既にある番号に一致する部分を、新しい連番へ置き換えます。

主な設定:番号のパターン(正規表現)、開始、増分、桁数、フォルダごとの振り直し、対象。

photo9.jpg → photo001.jpg(最初の数字を振り直す)

標準のパターンは[0-9]+です。番号がない名前は変わりません。日付など別の数字を誤って指定しないように確認します。

日付を付ける

作成・更新・現在・撮影日時を名前に入れます。

主な設定:日付の種類、書式、位置、区切り。

photo.jpg → 20261030_photo.jpg(その日の日時を使用)

撮影日時がなければ作成日時、さらに更新日時を使います。拡張子は残ります。

拡張子

最後のドット以降の拡張子を変更・追加・削除・小文字化・大文字化します。

主な設定:操作、変更・追加する拡張子。

photo.JPG → photo.jpg(小文字化)

拡張子の変更は画像・音声・文書の形式を変換しません。jpgをpngに書き換えてもPNG画像にはなりません。

使えない文字を整理

macOS、Windows互換、URL安全、ASCIIのみなどの基準で文字を整理します。

主な設定:基準、置き換える文字、連続した置換文字をまとめる、前後のドットと空白の整理、対象。

Windowsで扱いにくい記号を_などへ置き換える。

ASCIIのみを選ぶと日本語も置換対象です。日本語を残したい場合は、基準を先に確認してください。

文字化けを直す

文字コードの取り違えによって壊れたファイル名を、推定して修復します。

主な設定:直し方(自動推定または文字コードの組み合わせ)、対象。

ZIPの展開後などに文字化けした「名前」の修復を試す。

元の情報が失われていると直せません。ファイル内容の文字コードを変更する操作とは別です。意図した日本語になるか比較してください。

テンプレート

名前・番号・日時・フォルダ名・撮影情報を組み合わせて、新しい名前を作ります。

主な設定:テンプレート、開始、増分、フォルダごとの振り直し、対象。

{n:3}_{name} → 001_写真.jpg(拡張子を除く)

対象が「拡張子を除く」なら、元の拡張子を自動で残します。.{ext}まで書く場合は「名前全体」にします。

一覧ファイルから

テキストの行順、または旧名と新名の対応表から命名します。

主な設定:一覧ファイル、使い方、区切り、見出し、文字コード、対象。

IMG_0001.JPG → 運動会_001.jpg(対応表から)

行順は一覧の並びと行の対応を確認します。対応表の区切りの標準はタブです。CSVはカンマを指定します。複雑なCSVや.xlsxには対応しません。

スクリプト

JavaScriptのrename関数で新しい名前を返します。Proの機能です。

主な設定:JavaScript、対象。

return name.toUpperCase(); で英字を大文字に。

nameは選んだ対象範囲の文字列、extはドットなしの拡張子、indexは0始まりです。ブラウザやNode.jsのAPIが使える環境ではありません。

スクリプトの短い例(Pro)

function rename(name, ext, index, info) {
  return name.toUpperCase() + "_" + (index + 1);
}

対象を「拡張子を除く」にすると、返した文字列に元の拡張子が付きます。infoにはpath、parent、index、indexInDirectory、count、isDirectoryが入り、取得できた場合にsize、created、modified、EXIFなども入ります。createdとmodifiedはUnix時刻の秒です。

関数名はrenameにし、文字列を返します。読み込みエラーは「設定を確認」に表示されます。実行時の例外やnull・undefinedの返却では、そのルールで名前が変わらない場合があるため、途中結果も確認してください。

解決しなかったら。

使った設定、表示されたメッセージ、期待していた結果を添えてお問い合わせください。

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