防潮堤の海辺から、
夜ノ森へ

ふくしま浜街道トレイル(勿来〜四ツ倉〜天神岬〜富岡〜夜ノ森)

みちのく潮風トレイル(MCT)の前哨戦として、ふくしま浜街道トレイル(FCT)を歩いてきました。

MCTの松川浦〜新地のルートがFCTと重複しているようなので、まずは松川浦をひとつの目標にしました。今回は勿来から夜ノ森までの約100km。一部、Jヴィレッジ周辺では別ルートを選びましたが、概ね公式ルートに沿っています。

ここまでの区間はトレイル率でいうと1%程度。勿来の関付近の勿来古道と、公園内の散策路を合わせた1kmほど以外は、ほとんどロード、つまり舗装路を歩く感じでした。

Day1/勿来〜小名浜〜三崎公園〜竜ヶ崎

勿来駅に始発のひたち1号で9:00過ぎに到着。南ターミナスである勿来海岸の鳥居まで歩き、そこからこの日宿泊予定の竜ヶ崎まで、ひたすら「いわき七浜街道」という自転車道を歩きます。

途中、代わり映えしない景色が続く港湾道路で心が折れそうになりながら、足裏の痛みとも戦う展開。三崎公園までたどり着き、なんとか予定どおり竜ヶ崎のキャンプ場に到着しました。

Day2/竜ヶ崎〜塩屋埼〜四倉、竜田へ移動

1日目の足裏のダメージをごまかしながら、竜ヶ崎から塩屋埼を越えて四倉へ。塩屋埼から四倉までの海岸線が長く、この区間がいちばん辛かったかもしれません。

道の駅よつくらでランチを食べながら、今回の計画を再検討。四倉で早めに切り上げ、キャンプ地である天神岬に近い竜田駅まで電車で移動することにしました。

天神岬は日帰り温泉併設で、汗を流していると足裏の痛みの正体が判明。右足の指の付け根中央に大きなマメができていました。このままでは歩けないので、早速マメを潰して処置。この夜からは花粉症も悪化し、なかなか眠れない状態になりました。副交感神経に切り替わるタイミングで症状が悪化するらしいのですが、それが立証される形に。

Day3/四倉〜久ノ浜〜末続駅

3日目からは天神岬のキャンプ場を拠点にして、いわゆるスラックパック、通勤スタイルでルートを歩くことにしました。

朝、竜田駅まで歩き、そこから電車で四ツ倉駅へ戻って2日目の続きを歩きます。この日はやはり足の具合が悪く、11kmちょっと歩いた末続駅で敗退。休養日に充てることにしました。

日中の電車本数は少なく、キャンプ地に戻るまで1時間半待ち。ロード中心のロングトレイルは、足裏のコンディションがかなり効いてくることを痛感します。

Day4/末続駅〜広野〜Jヴィレッジ〜天神岬〜富岡駅

朝、末続駅まで電車で戻り、Jヴィレッジまではルート通り歩きました。

公式ルートでは、Jヴィレッジ内を通り、木戸駅へ抜けてから天神岬へ登る流れです。ただ、Jヴィレッジ駅前を通る県道広野小高線、いわゆる浜街道があり、そこから天神岬の突先まで伸びた防潮堤の先、山田海岸や木戸川の河口を見てみたくなり、今回はそちらへルートを変更しました。

防潮堤からは広野火力発電所や、木戸川河口部の震災前後の変容を見ることができました。天神岬への登りも車道の途中に階段があり、ちょうど大鳥居の所へ上がることができます。

キャンプ地である天神岬をルート通り歩き、この日は富岡駅まで。天神岬から富岡駅までの途中、この道中で初めてFCTを標榜する掲示とトレイルレジスターがあり、思わずノートに書き込んでしまいました。人数は少ないながら、歩いている人がいることを感じられて、少し気持ちが上がりました。

Day5/富岡駅〜夜ノ森駅

最終日は早めに帰宅する必要があり、電車で竜田駅から富岡駅へ移動し、富岡駅から夜ノ森駅まで歩きました。

夜ノ森は昔から桜の名所で、大学時代に福島に住んでいたころから訪れたいと思っていた場所です。その後、震災で帰宅困難区域だったこともあり、行けずじまいのままでした。

次回のリスタートを1〜2週間後、桜が見頃の時期にしたい思いもあり、今回は夜ノ森まで。足裏のトラブルや花粉症も含めてなかなか厳しい5日間でしたが、MCTへ向かう前哨戦としては、浜通りを歩く感覚をしっかり掴む時間になりました。

YAMAP活動日記

ふくしま浜街道トレイル#1(勿来〜四ツ倉〜天神岬〜富岡〜夜ノ森)

Route

今回の経路

勿来海岸の南ターミナスから、小名浜、四ツ倉、天神岬、富岡を経て夜ノ森へ至る約100kmのセクションハイクです。

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