macOS MontereyはMac to MacのAirPlay可能か?

https://support.apple.com/ja-jp/HT204592

iMacとMacBookをThunderboltケーブルなどで繋ぎ、MacBookの外部ディスプレイとしてiMacを活用することが出来たターゲットディスプレイモード。iMac 5K以降では使えなくなっています。

コロナ以前から、自宅のiMac 27″(2014)をターゲットディスプレイモードを使っていました。
昨年、macOS Big Surが発表されiMacがアップデート対象から外れました。買い替え含めた検討を始めなければと思っていました。

現行のiMacはターゲットディスプレイモードが使えなくなっています。なので、選択肢から排除為ざるを得ません。さらに、50万越えのPro Display XDRモニタには流石に手が出ません。
他メーカーのモニタを選択せざるを得ない状況でしたが、最近魅力的な製品がなく困っていました。

今回のWWDCでiPadやiPhoneからMacへのAirPlayが可能になることが発表されました。MacからMacへのAirPlayが可能になり、且つ4Kレベルの解像度での表示が可能になるなら、今後発売されるだろうiMacへの買い替えが視野に入りますが、実際のところどのレベルで使えるんでしょうか?今後の情報を待ちたいところです。

残念ながら、Mac to MacのAirPlayは標準機能では不可能でした。

結局、以下商品を購入しました。

BenQ 31.5型 デザイナー向けモニター PD3205U

決め手は、デザイナー向けの高色域であることと、BENQロゴの表示がスタンド部分にしかないことです。モニタの表面にはないんです!

ターゲットディスプレイモードについて

「MacにAirPlay」

ターゲットディスプレイモードについて、よく接続できなくなるトラブルに見舞われることがありますので、接続方法について記載しておきます。

接続仕様変更?

以前は接続先のiMacをログイン状態で使用している状態で、ターゲットディスプレイモードの使用が可能でしたが、いつからか不明ですが、現在macOS High Sierraでは、ログアウトした状態でしか接続できません。

接続ケーブルについて

接続には、iMac世代により、「Mini DisplayPortケーブル」、「Thunderboltケーブル」または、 「Thunderbolt 2ケーブル」で接続するわけですが、MacbookはThunderbolt 3(USB-C/Type-cと同じ端子形状)であるため、Thunderbolt やThunderbolt 2ケーブルへの変換が必要です。

ちなみに、2011年以降に発売されたiMacならば、純正の変換ケーブルがあるので接続できますが、それ以前のiMacでは「Mini DisplayPortケーブル」で接続する必要があり、Thunderbolt 3(USB-C)からMini DisplayPortへの変換が必要になります。

なお、Thunderbolt、Thunderbolt 2と、Mini DisplayPortは同じ端子形状なのですが、前に試した時に純正の変換ケーブルにMini DispalyPortケーブルを接続して、正常に表示できた気がします…。
OSがアップデートされるたびに、微妙に変化があるので、現在も接続できるかは不明です。

うまく接続できない時は?

上手く接続できない時は、ケーブルが正しく接続されているかを疑いましょう。

接続確認手順

接続状態を確かめるために、iMacに一度ログインして、「Appleメニュー」から「このMacについて」を選択し、「システムレポート」を表示します。システムレーポートで「Thunderbolt」を選択し、右側のパネルに接続しているMacBookが表示されるか確認します。
接続しているMacBookの名称が表示されなければ、正しく接続できていないので、ケーブルの再接続やiMac、MacBook双方の再起動などを行うと接続できるようになります。

1)「Appleメニュー」から「このMacについて」を選択します。
2)「このMacについて」の概要が表示されたら、「システムレポート」を押します。
3)「システムレポート」が表示されたら、左パネルから「Thunderbolt」を選択し、右パネルの「Thunderboltバス」に「MacBook Pro」など接続したMacBookの名称が表示されれば、正しく接続されています。