macOSの仮想サウンドデバイスの削除方法

例えば、Virtual Desktopなどのソフトウエアは、仮想のオーディオデバイスを作成します。ところが、不要になったときにアンインストールしても、仮想デバイスだけ残ってしまいます。

Virtual Desktop Micとか、Virtual Desktop Speakersを消したい

付属のアンインストーラーでアンインストールしても、残ってしまうことが殆どで、さらにCleamMacXなどのツールでアンインストールしても同様の結果です。

何らかのツールで削除できれば良いのですが、対応しているものは無さそうなので、以下の手順で削除するしか無さそうです。

HALフォルダの中身を確認

ソフトウェアのインストール先によって変わるようですが、以下どちらのHALフォルダに仮想デバイスのフォルダがあると思います。

  • /Library/Audio/Plug-Ins/HAL
  • ~/Library/Audio/Plug-Ins/HAL

以下コマンドで、該当のフォルダをFinderで開いて確認します。

open /Library/Audio/Plug-Ins/HAL
open ~/Library/Audio/Plug-Ins/HAL
HALフォルダの中身

こっちの方が早いですね。

ls -al /Library/Audio/Plug-Ins/HAL
ls -al ~/Library/Audio/Plug-Ins/HAL

不要な仮想デバイスを削除

以下のようにコマンドで消しても良いですし、Finderからゴミ箱に入れて削除しても良いです。

sudo rm -fr /Library/Audio/Plug-Ins/HAL/VirtualDesktopMicrophone.driver
sudo rm -fr /Library/Audio/Plug-Ins/HAL/VirtualDesktopSpeakers.driver
Finderで消してもOK

削除後は再起動が必要

削除が終わったら、Macを再起動しましょう。