2018年末に下調べもそこそこに衝動的に購入してしまった、小川のちびストーブ3。
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コンパクトかつ日本製が決め手!
この辺の記事を参考に、購入を決めたのですが、冬場はやはり外だと寒いので幕内で使用できて、かつコンパクトに収納可能な暖房器具が必要でした。
ウチはクルマの積載量が限られるので、出来るだけ小さく収納できるモノが良いと考えていました。
灯油ストーブも考えましたが、小型と呼ばれるストーブでも収納サイズは大きく、さらに灯油を持ち運ばなければならずちょっと積載できそうにありません。
薪ストーブならば、燃料の薪はキャンプ場やホームセンターで手に入るので、持って行く必要がないと考えました。
以下の3点が主な条件でした。
- 収納サイズが小さいこと(クルマへの積載)
- ストーブ本体サイズができるだけ大きいこと(薪サイズや性能面)
- 直火禁止エリアでの使用が可能(スノーピーク焚き火台L用のベースプレートサイズに収まるサイズ)
結果、ちびストーブを購入したわけですが、日本製(北海道で作ってるらしい)の小さいストーブというのが決め手でした。
購入直後のカスタマイズと幕よけ作成
まずは、amazonで買っておいた耐熱スプレーでつや消しブラック塗装を施しました。焼き入れは近所迷惑を省みず自宅の狭い庭で軽く火入れをしてみました。
それとほぼ同時にランドステーション用の幕除けを作成しました。
幕よけは一昨年に電源サイト用にと思って自作したコタツの天板に使っていた桐の板があり、薪ストーブを買ってしまえば、コタツなんて…となってしまったので、それを再利用して作成することにしました。
蝶番をホームセンターでいくつか買ってきて、板2枚を横方向、縦方向にそれぞれつなぎ合わせ壁面と幕を除ける三角構造をつくり、さらに煙突を上方へ逃がしながら、幕が煙突に触らないよう、自由に位置が調整できる調整式トルクヒンジ機構を備えた蝶番で、幕を挟んで固定できるように工夫しました。
購入後すぐ那須に一泊してみたのですが、イロイロと改善点が多く、家族との予定が合わない1月〜3月でさらなる改造を試みました。
まず、付属の煙突だけでは、幕よけとの距離が近くなりすぎるため、3本煙突を追加しました。なんと、炭かごを外すと付属の煙突+2本までは収納可能でした。
煙突を曲げず、真っ直ぐに煙突を立ち上げれば、ドラフトの流れもスムーズです。曲げる場合は必要最小限に留め、なるべく垂直な部分を多く取ってください。
煙突の知識 | 薪ストーブの魅力満載エープラス
上記のサイトなどを参考に、1本は横方向に使い、2本を上方向に追加しました。
耐熱ガラス付き扉への変更
ちびストーブへの不満点の1つ、丸い小さな窓では中の炎が見えづらく、素材がガラスではないので、直ぐ焦げ付き中が見えなくなることを解消するために、扉を変更します。
まず、新保製作所のタマゴ形ストーブ用の扉(以下イメージ)を取り寄せて、ちびストーブに合うように加工します。
加工には、金切りバサミとその他ペンチなどが必要です。
ネットで検索すると、同じ加工をされている方もいるようですが、けっこうサイズが違うので、大胆に切ったり曲げたりしなければなりません。
横方向は余るのですが、縦方向は足りない感じなので、横は左側を大胆に切り捨てる必要があります。
ストーブへ取り付ける右側の部分もサイズが合わないので、下側の筒状の取り付け部を加工しました。
煙突ダンパー追加
さらにストーブ内部の燃焼具合を調整するため、煙突にダンパーを追加することにしました。
ネットでは、自作でダンパーを作成されている方もいるようでしたが、アメリカのamazon.comにちょうど良さそうな鋳鉄製のダンパーを発見。
3インチということで、ちびストーブの7.5mm径の煙突に填まるか心配でしたが、届いて合わせてみるとピッタリでした。
煙突に上下?に2つ垂直に穴を空け、ある程度力わざでダンパーを取り付けます。
幕内で使用するなら一酸化炭素チェッカーは必須?
一酸化炭素の致死量って体の大きさで変わるらしく、ウチはまだ2歳児がいたりなので、DODの日本製の一酸化炭素チェッカーを使っています。去年末頃は品切れ状態で購入できませんでしたが、今は在庫が落ち着いているのか、購入可能なようです※。
※秋〜春は在庫が無くなってしまうようです。
スカート無しの幕ならば、一酸化炭素チェッカーが反応することはないので、不要な気もしますが雪中などで幕内が密閉された状態なども想定すると、持っていた方が安心だと思います。
あと、幕内使用はメーカーからは推奨されていないと思いますので、くれぐれも自己責任でお願いします。
アップデート(2020/7/20)
今年の冬、実は別のストーブに乗り換えました。ここ最近のキャンプブームで冬キャンプ需要が活況なので、各社からキャンプ用薪ストーブ製品が発売されています。その中でもワークタフストーブの大きい方を買ってしまいました。ちびストーブよりも長さはあるのですが、細くて高さがないので、クルマには積みやすいです。
日本製ではありませんが、台湾のWork Tuff GearとDeelightのコラボギアらしいです。発売直後に注文して3月に届きましたが、一度バラして耐熱黒塗装して自粛前の3月に3泊ほど使ってみました。ちびストーブでは入らなかった長い薪も入るし、中々良いです。
GWに駒出池予約してたので、そこまで使う予定でしたがコロナ渦で秋までお預け食らってます。
さらにアップデート(2021/4/28)
ワークタフストーブの新モデルが発売されたので、新モデルとの差を詰めるために、改造に踏み切りました。