ゼインアーツ GIGI-1 TC初張り&薪ストーブインストール

この秋、個人的に待望していたGIGI-1のTCモデルが発売されました。初回販売時は、すっかり忘れていて買い逃してたんですが、2回目の販売時に公式サイトで購入できました。 

リップストップモデルに薪ストーブを入れる方法

冬には以前から、GIGI-1の初期モデルに薪ストーブを入れてきましたが、ウォールパネルのファスナー開けたママにしてクリップで止める必要がありました。今回発売のTCモデルではその必要がなくなりました。

GIGI-1 TCの主な仕様変更点

幕体がポリコットンになって穴あきが軽減

リップストップ生地から綿35%、ポリエステル65%の混紡素材になりました。綿は常温時の水分保有量が高く、薪ストーブを入れて際に、煙突からの火の粉での穴あきが軽減されそうです。

実際、私の従来モデルは所々火の粉で小さな穴が空いています。

幕体の生地が厚くなり、重たくなったことでポールの太さや張り縄の太さなど様々な変更が加えられています。30mmから32mmになり、ハンガーのサイズが合わなくなったことがちょっと

待望のトリプルファスナー仕様

これまでGIGI-1ではファスナースライダーが1つで苦労していました。TCモデルでは、トリプルスライダー仕様になったとのこと。これまでの様に煙突を外に出して、開口部をクリップで留める必要がなくなりました。クリップ無しでウォールパネルを締められるのは安心できます。

厳冬期でも使えるスカート付

これまでのGIGI-1にはスカートが着いていませんでした。そのためウォールパネルを跳ね上げた時はスッキリとした印象でした。今回のTCモデルは冬仕様でスカートが付いたようです。これで厳冬期もGIGI-1でキャンプができますね。

GIGI-1 TC、初張り&薪ストーブインストール

9月の購入後、寒くなるのをじっと待っていたんですが、暖かい日が続いていました。
11月に入り漸く朝晩の冷え込みが感じられるようになったので、初張りと相成りました。茨城北部の土岳や竪破山への登山を目的にけやき平キャンプ場へ。このキャンプ場は土岳の山頂まで歩いて15分という高台に位置していて、木々も無く開けていて、風が強そうということで、GIGI-1 TCに薪ストーブを入れてみました。

設営はこれまでのGIGI-1とほぼ同じです。主な違いは網戸が付いたサイドウォールの立ち上げ部分の張り縄が別になっているぐらいでした。ただ、幕体が重たいのでバサバサやりながら位置決めするのに多少手こずった程度でしょうか。

トリプルファスナーの残念ポイント

トリプルファスナースライダーはとても良いんですが、位置が固定できないのが残念なところ。
以下の写真にあるようにファスナーの開口部に煙突を通すとファスナーが固定されず、少しづつ開いて行ってしまう模様。風が強い日とか、雨や雪が降っている時などは少し気になるかも知れません。

ロック機構がついたスライダーもあったりするので、次モデルで考慮して貰えると良いかも知れません。

ファスナーストッパーを自作

ということで、GIGI-1 TCでの2泊目として四尾連湖に行ってきました。手元にあったカラビナと自在金具で簡易的なファスナーストッパーを作ってみました。

一晩使ってみましたが、熱で解けるような事も無く機能したようです。外からの装着が面倒だったので、内側に付けてみました。恐らく外側に付ければ更に良いかも知れません。また次の機会に験してみます。

折角、スカートも付いたのでこの冬は雪中で使ってみようかとも考えています。TCなので天候の具合によっては幕体がものすごく重くなりそうですね。

GIGI-1 TCの湿った幕体が薪ストーブの熱で蒸発する様子。隣のキャンパーのアラーム音が入ってました…。