谷川岳主脈、
静かな稜線をたどる

谷川岳主脈縦走(平標山・仙ノ倉山・万太郎山・谷川岳)

谷川岳主脈を 1泊2日で抜けるつもりで出た山行でしたが、結果的には 2泊3日になりました。

静かな稜線、湿気と暑さ、そして予想外の停滞。星空は見られなかったものの、平標山から谷川岳へ続く主脈の迫力は十分に堪能できた3日間でした。

正直なところ、この時期の主脈縦走はかなり厳しいです。歩く人が少ないのも納得で、「コース定数に気候係数を 1.2 倍くらい掛けたい」と本気で思う山行でした。

Day1/平標登山口〜松手山〜平標山〜平標山の家

10時過ぎに自宅を出て、新幹線で越後湯沢へ。そこからバスで平標登山口へ向かい、12:30頃に歩き始めました。

松手山ルートから平標山へ登頂し、その後は三国峠方面へ少し下って平標山の家へ。お盆休みの時期なので混雑も覚悟していましたが、小屋泊や避難小屋泊の人はおらず、テン場も自分を含めて2人だけ。想像以上に静かな山の夜でした。

Day2/平標山の家〜平標山〜仙ノ倉山〜万太郎山方面〜大障子避難小屋

予定より少し遅れて 5:30 に出発。日の出後に平標山へ登り返し、そのまま仙ノ倉山へ向かいました。

ガスがかかっていて視界は良くなかったものの、直射日光を避けられたのはむしろ助かりました。ただ、風がまったくなく、とにかく蒸し暑い。平標山と仙ノ倉山ですれ違った登山者はわずか2人で、仙ノ倉から先は誰にも会わず、大障子避難小屋まで完全に貸し切りの稜線歩きでした。

13時前に大障子避難小屋へ到着。暑さと湿気に加え、今回はゲイターを忘れていて、笹や草の露で靴がぐしょぐしょになっていました。この状態で天神平まで下るのは危ないと判断し、避難小屋泊に切り替えました。小屋から 100m ほど下の水場で水を確保できたのも大きかったです。

しばらくすると谷川岳方面から来た方が一人到着し、この夜は2人で避難小屋を利用。星空も狙ってみましたが、夜は濃いガスで視界数メートル。撮影は断念しました。

Day3/大障子避難小屋〜オジカ沢ノ頭〜肩ノ小屋〜谷川岳〜天神平

4:30 起床。日の出も狙いましたが、朝のうちはガスが取れませんでした。5:45 に避難小屋を出発し、谷川岳方面へ。

オジカ沢ノ頭あたりでようやくガスが切れ始め、そこからは雲が出たり晴れたりを繰り返す中で、撮影を挟みつつの稜線歩きになりました。9時前に肩ノ小屋へ着いてカップラーメンを食べ、ようやくしっかり回復。そこから谷川岳のトマの耳へ登頂し、今回はオキの耳までは行かずに下山しました。

天神平からはロープウェイで下山。本来想定していた1泊2日には収まりませんでしたが、結果的には無理をせず正解だったと思います。

感想・メモ

  • 本来は 1泊2日のつもりが、結果的に 2泊3日の行程になった。予備日を取っていて助かった。
  • 夏の谷川岳主脈は湿気と暑さがかなり厳しく、歩く人が少ないのも納得だった。
  • 万太郎山から土樽駅へのエスケープも考えたが、長く険しい下りを考えると、大障子避難小屋で止まった判断は良かった。
  • 平標山や仙ノ倉山は、この時期でも静かでゆったり歩けたのが印象的だった。

ひとこと

谷川岳主脈の稜線はやはり迫力があります。ただし、夏は想像以上に消耗します。コース定数の数字だけでは見えない「暑さと湿気の重さ」を、かなり強く感じた山行でした。

山行ログ

谷川岳主脈縦走(平標山・仙ノ倉山・万太郎山・谷川岳)

Route

今回の経路

平標山登山口から平標山の家と大障子避難小屋で2泊し、仙ノ倉山・万太郎山を越えて谷川岳へ抜けた3日間・約21.4km、累積登り約2,700mの主脈縦走です。

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