ハイキング
飯豊山、晩秋の稜線テン泊
2026年10月18日 / 飯豊山・大日岳・御西岳 / shkd
- 開始
- 2026年10月18日 06:37
- 終了
- 2026年10月19日 10:28
- 日数
- 2
- 距離
- 21.6km
- 活動時間
- 15.5h
- 標準CT
- 13.1h
- ペース
- 123%
- コース定数
- 52
- 下り
- 2,205m
- 累積標高
- 2,208m
- 最高標高
- 2,103m
Photos
写真
Map
地図
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Activity Note
活動日記
以前から歩いてみたかった飯豊連峰へ。 避難小屋泊でも良かったんですが、東北の山で稜線上にテン場があるのはおそらく飯豊連峰だけなので、今回はテン泊で行ってきました。
当初は飯豊連峰最高峰の大日岳まで足を延ばし、御西小屋でテン泊する計画でした。
御沢登山口からは、標高が低いこともあって序盤から長い登りが続き、その先もアップダウンが多く、テン泊装備ではなかなか大変な行程。初日は体調もあまり良くなく、予想以上の暑さもあって思うようにペースが上がりませんでした。
さらに翌日は当初の予報より早く天気が崩れる見込みとなったため、無理せず本山小屋のテン場に変更。大日岳は次の機会に持ち越しです。
飯豊山はやっぱり山深い。周囲に幾重にも連なる山々を眺めていると、飯豊連峰の懐の深さを実感します。稜線付近では紅葉も残っていて、秋らしい景色を楽しめました。 ちなみに、地図を見ていて気になったのが飯豊山周辺の県境。三国岳から飯豊本山を経て御西岳付近まで、登山道に沿って細長く福島県喜多方市の区域が延びています。かつての山岳信仰と県境争いに由来するそうで、なかなか珍しい県境です。
小屋閉め後の日曜日ということもあってか、登りでは7〜8組ほどの下山者とすれ違いましたが、本山小屋まで登ってきたのは自分を含めて2組だけ。もう少し人がいると思っていましたが、地元新潟から来られたお二人は避難小屋泊だったので、テン場は貸切状態でした。
夕方には本山山頂から日本海に沈む夕陽を眺めることができました。日帰りではなかなか味わえない景色でした。
夜間は西側の谷から吹き込む風が強く、テントはかなりばたついていましたが、ノイキャンのおかげでぐっすり眠れました。夜半に目が覚めて外をのぞくと、星空や街の夜景がきれいに見ました。実は星景写真を撮ろうと小型三脚も持参していましたが、さすがにこの強風では断念。
翌朝は雨が降る前に剣ヶ峰の岩場を通過したかったので、4時半頃にはテントを撤収し、5時過ぎから下山を始めました。
大日岳まで行けなかったのは残念ですが、秋の飯豊連峰のスケールを感じられた2日間でした。
◆コース状況
御沢登山口からは長坂の長い登りが続き、序盤から一気に標高を上げていきます。その先もアップダウンがあり、テン泊装備ではなかなか歩き応えがあります。
三国岳手前の剣ヶ峰は岩場が続き、特に雨で濡れると滑りそうな箇所も。今回は翌日の雨予報を考慮し、雨が降る前に通過できるよう早めに下山を始めました。
三国小屋から切合小屋へ向かう途中では、ちょうど滑落事故の現場付近を通りかかりました。同行者の方から救助ヘリを要請したことなどを聞き、その場を後にしました。
深い谷へ滑落したようで、救助にはかなり時間がかかった様子。幸い滑落した方とも会話ができていたようで、その後ニュースでケガはあったものの命に別状はなかったと知り、ほっとしました。
飯豊山のような山深い場所では救助も容易ではなく、改めて気を引き締めて歩かないといけないと感じました。
登山口ではかなり冷え込み、山頂付近では水が凍っているところもありました。日中は暑いくらいでしたが、朝晩との寒暖差には注意が必要です。
◆テン場・装備メモ
本山小屋のテン場は比較的広く、風除けの石垣がいくつも設けられていました。今回はテントのサイズが合わず、石垣を十分に利用できなかったため、かなり風を受ける場所に設営することに。
テントはZEROGRAMのThru Hiker1p ZEROBONE。強風で生地のばたつきはかなり大きかったものの、頭側(短辺側)の前室は意外と使い勝手が良く、風が吹き荒れる中でもお湯を沸かすなどして過ごせました。ダブルウォールで結露が少ないのも良いところ。ただ、稜線の強風下では設営場所や張り方をもう少し工夫したいところです。
夜間の気温は7℃くらいでしたが、風が強かったため体感的にはもう少し寒く感じました。
今回はキルトにショートサイズのエアマットとクローズドセルマットを組み合わせましたが、マット同士の接合部分の保温には改善の余地がありそう。これまでは、さらに冷え込む場合にはロングサイズのエアマットを使っていましたが、今回のような軽量装備に合わせて、暖かいシュラフも検討したいところです。
今回は行程を短縮したこともあり、持参した食料もかなり余りました。装備や食料の軽量化も含め、いろいろと考えることの多いテント泊でした。