年始から仕事が詰まり気味で、結果的に月末にまとめて休暇を確保。その流れで鹿児島へ飛び、開聞岳・韓国岳・高千穂峰の3座を2泊3日で回す計画を立てました。
1月とはいえ、鹿児島まで来ると空気は少し違う。菜の花越しに見る開聞岳から始まり、霧島の火山地形へ移っていく3日間は、効率重視の行程ながらも、それぞれの山の印象がきれいに分かれる遠征になりました。
Day1/開聞岳、早春の薩摩富士
朝7時過ぎの便で鹿児島へ入り、そのままレンタカーで指宿方面へ。道中、菜の花畑の向こうに開聞岳。季節はまだ1月だが、本州とは違う空気で、ひと足早い春を感じる景色でした。
登りは順調。ただ、山頂付近まで上がると風が強く、体感は一気に冬に引き戻される。下から見ていた穏やかな印象とのギャップが印象的でした。
登山口には12時頃到着。下山後の砂蒸し風呂の受付もあるため、最初からペースは速めで入り、そのまま往復して下山。予定どおり砂蒸し風呂に滑り込み、初日を締める。移動から登山、温泉までを一気に詰め込んだ一日でしたが、遠征の入りとしては悪くないスタートでした。
Day2/韓国岳・大浪池周回
鹿児島市内のホテルを夜明け前に出発し、まずは城山展望台へ。空は曇り気味だったものの、桜島は輪郭までしっかり見えていて、夜景と薄明の境目の時間帯がちょうど良かった。
池へ向かう途中では軽く雪が舞い、前日とは空気が明らかに違う。大浪池に出ると視界が開け、桜島や開聞岳まで見渡せる展開。ここは今回の遠征の中でも印象に残るポイントでした。
その後、えびの高原へ移動し、大浪池を経由して韓国岳へ。そのまま周回して韓国岳へ取り付きます。火口地形を横に見ながら淡々と高度を上げ、山頂へ。
下山後は無理に動かず、霧島温泉へ。翌日の高千穂峰に向けて、ここで一度リセットしておきます。
Day3/高千穂峰、天孫降臨の峰へ
霧島温泉から高千穂河原へ移動し、そのまま入山。この日は天気も安定していて、行動としては終始スムーズでした。
ただ遠景はやや霞み気味で、桜島や開聞岳は見えず。視界はあるのに抜けきらない、少し曖昧な空気。
樹林帯を抜けると景色は一変し、御鉢の荒々しい火山地形へ。前日に登った韓国岳や新燃岳を見返しながら、高度を上げていきます。
山頂に立つと、天逆鉾。これまでの2日間とは少し質の違う、静かで張り詰めたような空気がありました。観光地的な分かりやすさではなく、場所そのものが持つ雰囲気。神話の舞台とされるのも、なんとなく腑に落ちる。
これで3座を回収。行程としては効率重視でしたが、最後をこの山で締めたことで、遠征全体にひとつ芯が通った感覚があります。下山後は霧島神宮に立ち寄り、空港近くの温泉で汗を流して帰路へ。
山行ログ
Route
今回の経路
開聞岳、韓国岳・大浪池、高千穂峰を2泊3日で歩いた鹿児島遠征のルートです。3日分のGPXをひとつの記事にまとめています。
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標高プロファイル
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