信越トレイル Sec.01 斑尾山~赤池~袴岳

先日から、信越トレイルの踏破を目標に斑尾山から歩き始めました。

信越トレイルは、長野県と新潟県の県境の里山に連なる全長110㎞の本格的なロングトレイルです。西は斑尾山から長野新潟の県境の関田(せきだ)山脈エリアを通り、新潟の津南町の里山を抜け、東は苗場山までのコースが整備されています。

信越トレイルがあるエリアは豪雪地帯で歩ける時期は5月から11月上旬とのことで、一気にスルーハイクすると8泊9日かかるようで、纏まった休みが取れないので、数回に分けで取り組んでいきます。

信越トレイル Sec.1 斑尾山〜赤池〜袴岳〜タングラム斑尾 / shkdさんの袴岳(長野県)斑尾山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

Day1/斑尾山~万坂峠~袴湿原~赤池

起点である斑尾山頂へアプローチ

斑尾高原行きのバスの時間に合わせて、北陸新幹線で飯山駅へ。
信越トレイルの起点・終点は斑尾山頂のため、飯山駅からバス(斑尾線)で斑尾高原へアプローチ。
終点の斑尾高原ホテルで降り、ゲレンデに下りチロル前登山口へ。そこからゲレンデを登り斑尾山に登頂して、万坂峠、袴岳を経て赤池を目指すプランで歩き始めました。

ゲレンデ登り切ったところで足攣り

斑尾高原スキー場の上級者コースを登り切ったところに漸く日陰を見つけ休んでいたのですが、立ち上がろうとした時、右足に痛みが走りました。右足が攣って、暫く動けない状態に…。昨年秋の経験から、芍薬甘草湯を携帯していたので飲んで治まるのを待ちます。5分ほどでなんとか痛みが治まったので、行動を再開。

信越トレイルの起点である斑尾山頂まで登らなければ話にならないので、右足に違和感を感じながら斑尾山に登頂。山頂で少し休憩して万坂峠側へ下ります。この日は日差しが強く途中日陰で休みながら歩きましたが、いよいよ右足がヤバい感じだったの計画を変更して、袴岳をスキップして赤池へ向かうことに。

赤池テントサイトでテント泊

15:00前には赤池に到着。
この日は日差しも強く、日中は30度越えていた感じで、水を2L弱持っていましたが、赤池到着時は残り700mlでした。今回から導入したカタダインの浄水器で飲水不可の蛇口の水を飲みましたが、

まだまだ日差しが厳しかったので、トイレ小屋の2階のテラスでコーヒーブレイク。

16:00ごろから、遠くでゴロゴロ雷鳴が聞こえだしたので、テントサイトに移動してテント設営。少し横になっていたら、雨がポツポツ降ってきました。

もう少し雨に降られるかと思いきやポツポツ降っただけでした。もう少し降ってくれたら涼しくなったのに…残念。

晩飯食べて、横になったけど暑くてすぐに寝られず、22時過ぎに就寝。他に利用者はなく、完ソロでした。

Day2/赤池~袴岳〜万坂峠〜タングラム斑尾

赤池から希望湖、毛無山を抜けて涌井へ下りることも考えましたが、ルート完走を優先して、赤池から袴岳へ登り、タングラム斑尾に下りてタングラム斑尾から飯山駅行きの急行バスで帰るプランに。

赤池から袴岳へ

2日目は5:00に起きて、7:00過ぎから行動開始。
まずは昨日上れなかった袴岳へのルートを逆周りで進みます。

赤池から袴岳はしばらく林道を歩いて少し下り、200mぐらい登る感じでした。山頂からは妙高山が望めるんですが、昨日から雲がかかったママでした。袴岳山頂から袴湿原に下り、万坂峠へ。万坂峠からは車道を歩いて、タングラム斑尾に。

タングラム斑尾でまったり

バスの時間の3時間前に着いてしまったので、日帰り温泉の営業開始時間までザック預けて野尻湖テラスにリフトで登ったりして時間を潰しました。

タングラム斑尾温泉は12:00からの営業で、1,000円で貸しタオル付きでした。残念だったのはサウナが15:00からだったこと。営業開始とともに入って早々に上がってしまったので、さらにマッサージチェアに座ったりして時間を潰し、時間より早く来ていた13:17発のバスに乗り込んで飯山駅へ。

袴湿原前のカウンタが昨日から進んでおらず、この土日にこのセクションを歩いていたのはどうも私だけだった模様。

今回導入した装備

信越トレイルは水場が少ないことで知られており、カタダインの浄水器を導入しました。
今回、斑尾高原から登り始めましたが、チロル登山口から先は、赤池テントサイトがある赤池の遊森の館のトイレの外に飲水不可の水場(蛇口)までは補充できません。
赤池の水場はどうやら沢の水を引いているらしく、余り美味しいお水という感じではありませんでしたが、多少冷えていて、冷たい水を飲むのにこれは必須でした。

実際、この先のセクションも1セクションに1箇所水場があるかどうかぐらいな感じで、水には苦労しそうです。

YAMAP動画

YAMAPで今回の活動を動画にしてみました。